人生ゲームの難しさ

人生というゲームをいつも遊んでいる私たちですが、人生サイコー!!という声はあまり聞きません。その理由を、私なりに考えてみます。

 

(1)何を目指したらいいのかがわからない

人生は、史上最高のボリュームのゲームと言ってよいでしょう。とても一人では遊びつくせないゲームであることは間違いありません。職業ひとつをとっても、コンビニ店員から社長、消防士、パン屋と非常に多くの職業があります。情報と選択肢が多すぎるために、自分はどんな人生を生きたいのか、どんな方向を目指していくのか、わからない人がほとんどでしょう。これが最初から、「強くなって魔王を倒す」、であればどれほど楽でしょうか。

 

(2)上手くいく方法がわからない

幸運にも自分が目指したいものが決まっても、どうすれば目指したいものになれるのかわからない、という人も多いです。例えば、社長になりたい!という学生がいたとして、どんなスキルを持って、どんな人たちと、どのような商売をやれば良いか、どのくらい努力すればよいのか、がわかる人は、非常に少ないです。通常、ゲームでは、「次は~をやりましょう!」といった案内が、形を変えながらゲームクリアまで出てきます。クリアまでの誘導がないゲームは、クソゲー(質が悪いゲーム)と呼ばれるほどです。

 

(3)自分が上手くいっているかどうかがわからない

仕事ひとつをとっても、それが上手くいくかどうかは、職場関係や仕事の質など、多くのコトが複雑に絡まっています。他の人の評価が入ると結果も測りにくいし、結果を出すためにやるべきことも複雑になるため、どのくらい上手くいっているかどうかを正確に知ることは、とても難しいです。その反対に多くのゲームは、能力値(パラメータ)が数値化されていて、確実に強くなっていることがわかります。敵を倒したかどうかがわからないゲームは、まずないでしょう。

 

(4)そもそも本当に上手くいくものなのかという不安

人間は、生きやすくするために、未来のことはポジティブに考えるようにできています。しかし、なりたい目標を持って生きてみると、成果の測りにくさと合わさって、私の人生って上手くいくのかな、という不安が出てきます。不安になると、迷い、悩み始めて、歩みが止まりがちになるので、不安と上手くつきあえるかどうかは、非常に重要な問題です。ゲームであれば、ゴールや目標に達成可能であることは前提になっています。そもそも、目指してるものになれないかもしれないという点が、人生の難しさです。

 

次の記事では、問題点の対策を考えてみます。


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