【人生攻略法】RPGとの違いから見える人生ゲーム攻略のヒント

私たちが生きているこの世界。これも大きく捉えれば、自分をプレイヤーにしたロールプレイングゲームを遊んでいると言えるでしょう。

でも毎日は同じような日常の繰り返しでつまらない。ゲームでは、どんどん面白いことが起きるのに。そう思いませんか?

どんな点が違うから、RPGは面白いのに、リアルの人生ゲームは面白くないのでしょうか?その違いが分かれば、もっともっと自分の人生を楽しめるはずです。さあ、違いを見ていきましょう。

 

 

RPG VS 人生ゲーム システムの違い9点 ※番号をクリックすると説明へ飛びます。

(1)ゲーム数: 一つを任意進行 vs 複数の同時進行

人生ゲームでは、複数のゲームを同じ主人公でプレイする必要があります。何層にもなっているゲームの構造を頭に置きながら、行動する必要があります。また、人生ゲームの中には、大量のゲームがあるので、自分が勝ちやすいゲームを選ぶことができます(ゲームの外のゲーム→メタゲーム)。何に取り組むかを選んだ時点で、ゲームの勝敗確率が大きく変わっています。

例えば、お年寄りはスポーツで勝ち上がることは難しいですが、にらめっこであれば表情が乏しい分、若い人に有利でしょう。また、同じお年寄りであっても、男性と女性では感情表現が苦手な分、男性の方が有利でしょう。逆に若い女性は、にらめっこ選手権に出る時点で、大きなハンデを背負っていることになります。勝つべくして、プレイするゲームを選ぶ。これが人生ゲームの要点です。

(2)プレイヤー数: 自分一人のみ vs 60億人

人生ゲームでは、自分以外もみなプレイヤーです。これが色んな感情やドラマを生む源泉にもなっています。人間の基礎能力に数十倍の違いはないので、人と同じ土俵にたって競うことは消耗戦であり、得策ではありません。人より楽に楽しく生きるためには、人より楽にできることを磨いて、優位に競争できる力を磨くといいでしょう。それは、自分の労力に対して相手にすごく喜んでもらえることです。人生の初期ステージでは、この能力(の手がかり)をつかむために奔走する必要があります。

(3)ボリューム: シナリオ一つ分 vs 地球大

人生ゲームのシナリオは、未定で組み合わせは膨大なものです。規定のレールがないということは、しっかりコントローラーを握って、選択肢を選ぶ必要があります。しかし世の中の膨大な選択肢は、人間の頭では最適解を出すことができません。不確実な情報の中で、いかに納得感を持って、選択肢を選べるかが、人生をプレイするコツです。

(4)ルール: 固定 vs 常に変わる

人生ゲームのルールは、常に暫定ルールです。不変のルールなどありません。今得ている利益を維持したいだけであっても、もっと得をしたいと思うにしても、身の回りの変化に敏感になり、ルールの変化に対応し続ける必要があります。今のままで満足だから動かない、というのは結構ですが、もっと欲しい周りの人たちは動き続けているので、相対的に得られる価値が必ず減ってしまうのです。

(5)初期設定、難易度: 主人公、調整済み vs ランダム、未調整

人生ゲームは、配られた手札でしかプレイできないゲームです。他人の持ち札は興味深いですが、自分はプレイできないルールです。そして自分に起きるイベントもランダム過ぎますが、これも仕様です。できることはただ一つ、ルールを把握して、自分のプレイに集中することです。

(6)目標、シナリオ、進行ガイド: 有り vs 無し

人生ゲームでは、シナリオライターがいません。目標やゴール、その目印がないということは、自分の目的がなければ、人生ゲームのシナリオは動かないことを意味しています。シナリオライターが一所懸命考えて、RPGのシナリオができるわけですから、あせる必要はありません。心に引っかかるものをかき集めて、自分のシナリオを少しずつ考えていく必要があります。また、好奇心を抑え込むことは、人生ゲームにおいては、ストーリー進行上マイナスの行動になります。

(7)平均プレイ時間: 10時間 vs 80年

人生ゲームのタイムスパンは、1ゲームあたりの時間が非常に長いものです。冗長で変化が実感しにくく、初期設定ではフィードバックもなかなか返ってきません。コマンド一つで日々の勉強が終了するのであれば、EXILEもみんな東大生のはずです。進行を小刻みに把握できるようにする、スピードを上げるための行動が、ゲームを楽しくするコツです。

(8)ステータス、スキル: 表示 vs 非表示

人生ゲームでは、ステータスバーが非表示のため、能力の確認ができません。テンポの悪さと相まって、成長が実感しにくい非常にストレスのたまる設計になっています。まずは、この仕様を把握しておくことが無駄なストレスを感じないための一歩目でしょう。取り組んでいることは、計測可能な数値になるべく落とし込むことが、プレイ時のストレスを軽減します。

(9)セーブ、ゲームオーバー: 可能、やり直せる vs 不可、やり直せない

人生ゲームは、途中からやり直すことができません。非常にプレッシャーがかかるので、思い切ったプレイができず、この仕様がつまらなさを倍増させています。スティーブ・ジョブズは、今日一日の予定を見て、今日が人生の最後の日でも、この予定をやるだろうか、と自問自答したたそうです。私たちも同様の判断基準で、納得感を増していくことができます。「今時点でベストの選択だろうか?」という質問を自分にすればよいのです。

 

人生ゲームとRPGのシステム面の違いについて、見てきました。

単純に見ても、あらゆる面で人生ゲームは、難しくできています。世の中でこれほど世界観が深いにも関わらず、難しいゲームは人生ゲームを除いて、ほかにないでしょう。

 

違いから見えてきた、ヒントをまとめると次のようになります。

  1. ゲームではなく、メタゲームをプレイせよ
  2. 変化のきざしに対応せよ
  3. 好奇心を発揮せよ
  4. 目標を細かく計測可能にせよ
  5. 納得して選択せよ

 

1.ゲームではなく、メタゲームをプレイせよ

人生ゲームは、メインゲームが複数あるゲームです。どのゲームを遊ぶかを選んだ時点で、ゲームのルールによって勝ち負けの確率は大きく変わってしまいます。勝つべくして勝つ。勝ちやすいゲームを選ぶ(メタゲーム)ことを、強く意識しましょう。

2.変化のきざしに対応せよ

人生ゲームは、ルールが常に変わる唯一のゲームです。今の結果は、今のルールに適応した結果です。ルールが変われば、結果も変わります。身の回りの変化に敏感になり、少なくとも今やっていることにどう影響しそうかは、考えておきましょう。

3.好奇心を発揮せよ

人生ゲームは、シナリオを自分で書くゲームです。私たちが自分で楽しいと思うシナリオを思い描いて、その実現に進んでこそ、ゲームを進めることができます。(ただ楽したいというのも、立派なシナリオの目標です。)義務の日々でも、すきまを見つけては自分のコントローラーを握って、楽しそうだと思うことをやってみましょう。

4.目標を細かく計測可能にせよ

人生ゲームは、ステータスが隠されています。前に進んでいるかどうかがわかりづらいと、非常にストレスを感じるので、自分なりにステータスを計測可能にした方がよいでしょう。同時に、目標を細かく刻み、小さい達成感を積み上げられるようにすると、GOOD!!です。

5.納得して選択せよ

人生ゲームは、死というゲームオーバーへ一方通行です。一度動いたら、元に戻ることはありません。そのため、選べたはずの架空の選択肢をどう割り切るかが、プレイの満足度につながります。割り切る方法は、ただ一つ、「その時点では、その選択肢がベストだった」と思うことです。

 

誰もがプレイしている人生ゲーム、80年間もやるなら楽しく遊びたいものです。

気になるところだけ取り入れて、より快適にプレイしてください。


Leave your comment