人生の攻略法(3)湧き上がる好奇心を抑えるな

人生ゲームの攻略法、3つ目のポイントは、「心の内側の声に従い、好奇心を抑えるな」です。

 

そもそも、人生とRPGの違い(6)にて見てきたように、人生には決まったシナリオは用意されていません。生きるためには、労働市場ゲームに参加してお金を稼ぐ必要がありますが、これは人生ゲームの複数のメインゲームの一部に過ぎません。

人生は、自分で目的地を決めない限り、始まりの町から進まないRPGなのです。

つまり、物心がつき成人したならば、人生ゲームのコントローラーを自分でしっかり握り、やりたいことを設定していくことで、ゲームのシナリオを前に進めることが初めてできます。そして、シナリオの進行感こそが、充実感であり、毎日少しずつ進んでいるという感覚が、人間に希望を与えます。

 

そんなことはわかっている。やりたいことは特にないんだよ。という人へ、その答えが、「好奇心を抑えるな」です。

 

私たちは、社会に適応する上で、「身の程をわきまえる」「空気を読む」ことを徹底的に教育されてきました。学校の中のスクールカーストや、会社の中の年功序列がそのわかりやすい例です。この教育の過程で、自分のやりたいことを考える上でも、「今の自分にできそうかどうか」「今の自分の立場の人間にふさわしいことかどうか」を、無意識的に考えるようになっています。(わかる人がいればですが、HUNTER×HUNTERのキルアが、頭に思考を制限するくさびを打ち込まれている状態と思ってください。)

この長年の意識制限によって、現実の自分の延長に、やりたいことを見つけることがとても難しくなっています。

 

本来は、やりたいことなんていうものは、自分の個人的な目標で、人にとやかく言われる筋合いはないものですから、どのような内容でも本人が望めさえすればよいはずです。長澤まさみと付き合いたい、会社に雇われずに十分な収入と自由を得たい、海外のリゾート地で楽して暮らしたい、あのゲームの新しいバージョンを作りたい、なんでもよいはずです。

荒唐無稽に思われる目標でも、目標が決まりさえすれば、達成のための手段はいくらでも出てきます。芸能人と付き合いたいならば、大手テレビ会社は無理でも、制作会社や雑誌のカメラマンや、モデル事務所など、接点のある会社に入ることを目指す。あるいは、よく芸能人が現れるスポットに通うことでもいいでしょう。最近話題のAbemaTVとかは、たぶん芸能人と2人3脚で作っている感がありますから、仲良くなりかもしれないですし。

 

重要な点は、100%目標を達成できるかどうか、という点ではありません。そもそも人生ゲームの仕様では、どんな確かなことも100%は起こり得ない仕様になっています。重要な点は、自分で立てた目標に、自分の描いたシナリオで、前に進んでいる感覚を掴むこと。これこそが、この人生ゲームの醍醐味です。

 

人生の攻略法(3)好奇心を抑えるな、とは、少しでも興味を持ったこと、やってみたいなと思ったことを、即座に俺にはできないと否定せず、大事にすることです。

公言しない限り、誰にもバカにされることはありません。しかし、私たちの人生ゲームの中では、確かにサブシナリオとして、やりたいことの達成への道が開かれるのです。


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